なんちゃってアクアリストの部屋

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金魚を殺す方法-金魚の生存率を下げないために!

今回は、金魚すくいでもらった金魚をどうすれば死なせることなく育てられるのか?について書いていきます。

あ、先に言っておきますが、今回もかなり長いです。。。

2000字くらい。

でも、お祭りで金魚をすくってくるかもしれない方は最後まで読んでください!

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タイトル通りの金魚を殺す方法を知りたいって?

1番良いのは、寿命まで飼ってあげること

どうしても飼えなくなった時は、人にあげるか、最悪は冷水につけて締(し)めます。

絶対に野外に放流してはいけません!

他のサイトを見ると、金魚の生存率を上げる方法を紹介されていますが、僕は生存率を下げない方法、つまり金魚飼育のNG集を紹介していこうと思います!

なので、今から紹介することは、絶対にやってはいけない事です!

 

まず始めに覚えておいて頂きたいことは、

金魚すくいの金魚は、お祭り会場に来るまでにすでに一週間分の仕事をしたサラリーマン並みに疲れているということ!(適当、、)

そこから、ポイで追いかけ回されるのは、自然災害で、避難しなければいけないくらいのおおごとであること!

さらにすくわれて、小さい袋に押し込められて長時間持ち運ばれるのは、避難生活が長期にわたるのと同じ状況!

え?想像しただけで辛くないですか?

この状態で金魚を家に連れて帰ってきているということをお忘れなく!

 

では金魚飼育の禁止目録を↓

一、カルキ抜きをしない

二、すぐに餌をあげる

三、死んだ金魚をそのままにする

四、金魚をつつく、水槽を叩く

五、金魚を入れる容器を洗剤で洗う

 

とりあえずざっとあげてもこれだけあります。

では一つ一つ解説していきますね。

 

一、カルキ抜きをしない。カルキとは、水道水の殺菌のために使われている塩素の事です。特に夏は水道水に多く含まれています。

これを除去しないと弱っている金魚にとどめを刺してしまいます。

除去方法は、ハイポ、カルキ抜きを使う。これはホームセンターやダイソーにも置いてます。

でも、お祭りの後ってもうお店閉まってますよね?そんな時は、レモンキャンディなどビタミンCが含まれている飴ちゃんでも代用できます。水の中で飴ちゃんをチャプチャプ撫でればokです。

それもなければ、金魚を入れる前に、水を思いっきり泡だてます。そうすれば少しでも塩素が抜けます。

 

二、すぐに餌をあげる。

すくってきた金魚はかわいいので餌をあげたくなるのはわかりますが、しんどい時に食欲がなくなるように、金魚もあまり食べようとしません。食べ残した餌は水を汚します。

食べたとしても、消化がうまくできずに消化不良を起こすのは目に見えています。どちらにせよ、金魚にとって百害あって一利なしです。

餌は当分あげなくて大丈夫です🙆‍♂️

すくってきてから、3〜5日間は餌をあげないようにしましょう。

 

三、死んだ金魚をそのままにする。

ダメです。腐ります。水を汚します。

即取り除きましょう!

特に夏は腐りやすいので、見つけ次第取り除きましょう!

 

四、金魚をつつく、水槽を叩く。

あなたもしんどい時に、満員電車に乗るのは嫌でしょう?

それと同じです。そっとしておいてあげてください。あなたが触っても金魚は元気になりません!

これは金魚が元気な時でも絶対にやってはいけません!

もし自分のお子さんが、ペットショップの水槽を叩いているようならすぐに辞めさせましょう!あなたの家が地震で揺れたり、台風でガタガタいうと怖いですよね?

それと同じですよ!

 

五、金魚を入れる容器を洗剤で洗う。

以前洗剤を使ってたバケツなんかが要注意です!死にます!

どうしても容器がそれしかないなら、ゴミ袋なんかをかぶせて使いましょう。

また、水槽を洗うときも、洗剤を使ってはいけません。水で洗って天日干しでokです(^O^)

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以上、さっくり解説しましたが、ご理解いただけましたか?

最低限、上記のことをしないように気をつけてやっとスタートラインに立てたところです!

すくってきてから、2週間を乗り切れば、安心とまではいきませんが、とりあえず山は越えたと言って良いでしょう。

最後に、少しだけ生存率を上げる方法を1つ伝授しましょう!

それはを入れることです。

そう、普通の塩です。なるべく天然の塩がいいです。味付け用として他の物質が混ざってるものはダメです🙅‍♀️

その塩を最終的に濃度が0.5%になるように徐々に期間を空けて入れます。

濃度0.5%は水1Lに塩5gの割合です。

↑ここテストに出ます

例えば、10Lのバケツなら、塩は50g必要です。実際に50gの塩を見れば、こんなに多いのかと驚くかもしれませんが、大丈夫です笑

しかし、一度にドバッと入れてはいけません!

10gずつ、1時間おきくらいに入れると安心です。

なぜ淡水の魚なのに塩を入れるかと言いますと、浸透圧の関係で、金魚が楽だと言うことです。

ちょっとでも体力を温存してもらうために塩を入れます。また、塩による殺菌効果も期待できます。白点病もほぼ予防できます。

 

今回はここまでです。

めちゃめちゃ長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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